ウマル・ブン・アル=ハッターブ(彼にアッラーのご満悦あれ)は、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)が次のように言ったと伝えている:「行いは、その...
真正
二大真正集収録の伝承

これは大きな重要性を含むハディースであり、ある種の学者らはこれをイスラームの3分の1であるとまで言っている。信仰者はよい意図と、その正しさによって褒美...
アーイシャ(彼女にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った:「私たちのこの物事において、それ以外のも...
真正
二大真正集収録の伝承

イスラーム法における根拠やルールに則っておらず、イスラーム法のいかなる側面においても一致しないような言葉や行いは受け入れられず、その行為者へと突き返さ...
ウマル(彼にアッラーのご満悦あれ)は、言った:私たちが、ある日アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)と共にある時、純白の衣服をまとい、漆黒...
真正
ムスリムの伝承

教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)が預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のもとにいる時、ジブリール(彼に平安あれ)が知られぬよう人間の姿で、...
アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は鞍の上でムアーズを後ろに乗せ、こう言った:「ムアーズよ。」彼は...
真正
二大真正集収録の伝承

ムアーズ(彼にアッラーのご満悦あれ)は、預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)の後ろに同乗していた。預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は、...
ターリク・ブン・アシュヤム・アル=アシュジャイーによれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言った:「『ラー・イラーハ・イッラッラー...
真正
ムスリムの伝承

アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)はこのハディースの中で、以下の2つの物事を満たした者の生命と財産は保障しなければならないと説明してい...

これは大きな重要性を含むハディースであり、ある種の学者らはこれをイスラームの3分の1であるとまで言っている。信仰者はよい意図と、その正しさによって褒美を得る。ゆえに行いがアッラーに純真に向けられたものであれば、それがたとえ僅かなものであっても、受け入れられる。ただし、それがスンナ(預言者の慣行)に則っていることが条件である。 他方、行いの意図が人に対する見栄であり、アッラーに純真に向けられたものでなければ、たとえそれが偉大なものだったとしても、受け入れられなくなってしまう。 また、行いの意図がアッラー以外のものであり、女性、財産、地位、その他の現世的な物事であれば、これもアッラーからは受け入れられない。正しい行いが受け入れられるための2つの条件は、その行いがアッラーのみに純真に向けられたものであること、そしてそれがアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の導きに則っていることである。
Hadeeth details

イスラーム法における根拠やルールに則っておらず、イスラーム法のいかなる側面においても一致しないような言葉や行いは受け入れられず、その行為者へと突き返される。
Hadeeth details

教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)が預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のもとにいる時、ジブリール(彼に平安あれ)が知られぬよう人間の姿で、彼らのもとにやって来た。彼は預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のもとに教授を請う者の形で座ると、イスラームについて尋ねた。彼は、2つの信仰証言、5度の礼拝の遵守、浄財を受領資格者に支払うこと、ラマダーン月に誠実な意図でもって断食すること、可能な者はハッジの行を遂行することを含む、これらの柱について回答した。すると男(ジブリール)がそのことを承認したので、教友たちは驚いた。彼の質問は、知らないがためにそうしたのではなく、回答に対してそれが正しいことを承認したからである。また男は、信仰(イーマーン)について尋ねた。すると預言者は、次の6つの柱について回答した:アッラーが創造主、糧を授けるお方であり、完全なる属性を備え、あらゆる欠点から無縁であることの信仰。アッラーが栄誉ある僕として創造し、アッラーのご命令に則って行い、反抗することのない天使たちへの信仰。アッラーの御許からその使徒たちに下された、諸啓典への信仰。アッラーからその宗教を伝達する諸使徒への信仰。人が死後復活し、清算を受ける最後の日への信仰。定命への信仰。それから今度は、男はイフサーン(至善)について尋ねる。彼(アッラーの使徒)は男に、こう言った:それは、アッラーをまるで見ているかのように崇拝することだ。そしてたとえそのように崇拝できなくとも、アッラーを恐れながら崇拝しなければならない。なぜならアッラーは全てをご覧になるお方であり、知らないものは何もないからだ。それから審判の日については、それがいかなる被造物にも分からないことだと説明する。また、審判の日の予兆としては、奴隷女性とその子供の増加、あるいは子供の母親に対する親不孝が増え、それがまるで女奴隷を扱うかのような態度で行われるということや、末世には羊飼いや貧者が現世の富を手に入れ、建物の装飾や建設を自慢し合うことを挙げた。これらの質問と回答は、ジブリールからのものであり、この純正な宗教を教授するためのものであった。それゆえアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は、言ったのだ:「彼こそはジブリールである。あなた方にあなた方の宗教を教えるために、やって来たのだ。」
Hadeeth details

ムアーズ(彼にアッラーのご満悦あれ)は、預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)の後ろに同乗していた。預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は、こう言った:「ムアーズよ。」彼は言った:「はい、アッラーの使徒よ、何でしょう。」これは原文では、「ラッバイカ・サァダイカ」という表現であり、そもそも「ラッバイカ」には「あなたにいつでも答え、服従します」という意味が、「サァダイカ」には「あなたへの服従にいつでも奉仕します」という意味が含まれている。それからまた、預言者は言った:「ムアーズよ。」彼は言った:「はい、アッラーの使徒よ、何でしょう。」更にまた、言った:「ムアーズよ。」彼は言った:「はい、アッラーの使徒よ、何でしょう。」そして預言者は言った:「誰でも心から正直に『ラー・イラーハ・イッラッラーフ、ムハンマドッラスールッラーヒ (アッラーの他に真に崇拝すべきものはなく、ムハンマドはそのアッラーの使徒である)』と証言する僕は、アッラーによって地獄を禁じられる。」つまり「心から正直に」とは、口先で唱えることだけではない。また、「地獄を禁じられる」とは、地獄への永遠の滞留を禁じられるということである。彼(ムアーズ)は言った:「アッラーの使徒よ、人々にこのことを伝えてもよろしいでしょうか?彼らを喜ばせたいのです。」すると預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言った:「いや、そうするのではない。そうすれば、彼らはそれに頼り切ってしまい、行いに励まなくなるから。」しかしムアーズは知識を隠蔽する罪を恐れ、自らの人生の最期に、そのことを伝えた。
Hadeeth details

アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)はこのハディースの中で、以下の2つの物事を満たした者の生命と財産は保障しなければならないと説明している: 1.「ラー・イラーハ・イッラッラーフ(アッラー以外に崇拝すべきものはなし)」という言葉。 2.アッラーをよそに崇拝されているものを否定すること。 これらの2つを満たした者は、表面上の物事に関しては保障され、内面的な物事については至高のアッラーに委ねられる。ただし、それは棄教などによって生命の保障が消失したり、ザカー(義務の浄財)の拒否などによって財産の保障が消失したり、債務支払いの故意の遅延などによって尊厳の保障が消失したりしない限りにおいてである。
Hadeeth details

預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はこのハディースの中で、私たちにこのように伝えている:アッラーが専有する何かをアッラー以外のものに与え、それに固執した状態で死を迎えた者は、地獄行きである、と。
Hadeeth details

預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は、ムアーズ・ブン・ジャバル(彼にアッラーのご満悦あれ)をアッラーへと招く者、教師としてイエメン地方へ派遣した時、彼に歩むべきダアワ(宣教)の道筋を立ててやり、こう説明した:ユダヤ教徒とキリスト教徒からなる知識と議論の民と出会うことになるので、彼らとの議論と難題への対応のための準備をしておく必要があること。彼らに宣教するにあたっては、重要なものから順番に始めること。まず信条を正すことから始め、それに従ったら、タウヒード(唯一神信仰)の後に重要な義務である、礼拝の遵守を命じること。そしてそれを行うようになったら、貧者たちへの浄財の拠出を、裕福な者たちに命じること。それは貧者たちへの慰安であり、アッラーへの感謝でもある。そして、最良の財産を取らないことへの注意。中程度のものを取ることが義務である。また、公正さの遵守と、不正の放棄。それは不正を受けた者が、彼に対して災いを祈らないようにするためであり、不正を受けている者の祈りが叶えられるためである。
Hadeeth details

アブー・フライラは預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)に、(復活の日に)彼(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)の執り成しで最も幸福になり、それによって幸運を得る者は誰かを尋ねた。それに対し、預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言った:それはシルクや見せかけなどとは無縁な状態で、心から純粋に「ラー・イラーハ・イッラッラーフ、ムハンマドゥッラスールッラーヒ(アッラー以外に崇拝されるべきいかなるものも存在せず、ムハンマドはアッラーの使徒である)」と証言した者たちである、と。
Hadeeth details

信仰はただ一つの特性でもなく、ただ一つの部門なのでもない。そこには70数個、または60数個の部門という、沢山の部門がある。しかし、その中で最善のものが『ラー・イラーハ・イッラッラーフ(アッラーの他に崇拝すべきいかなるものもなし)』という言葉であり、最も簡素なものが、道から石や棘など通行者にとっての有害なものを除去することである。そして羞恥心は、信仰の一部門なのである。
Hadeeth details

教友たち(彼らにアッラーのご満悦あれ)は、どの罪が最も大きなものかを尋ね、それに対してアッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は、それが大シルクであると答えた。大シルクは悔悟をもってでしか、アッラーが赦すことのないものである。その状態で死を迎えた者は、地獄に永遠に留まることになる。 それに次ぐ罪として、子供が自分の食いぶちを減らすことを怖れて、殺してしまうことが挙げられている。アッラーが禁じた生命を奪うことが、最大の罪の2番目として取り上げられている。それが自分の親族であれば、その罪は増加し、罰は倍増する。そしてその殺人の理由が、アッラーによる糧からその者を断つつもりだったならば、更にその罪悪に拍車をかけることになる。 次いで挙げられたのが、隣人の妻との姦淫である。姦淫が大罪の3番目として取り上げられているが、その相手がイスラーム法において善行、親切、よい付き合いを命じられている隣人の妻である時、その罪は甚大なものとなるのだ。
Hadeeth details

預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はその主アッラーから伝えるもの(これをハディース・クドゥスィーと呼ぶ)として、以下のことを語った:アッラーは、何か別のものと共に意図された行いから、無縁である。それが単に人の目を気にする気持ちであったとしても、それ以外のものでも同様である。アッラーは、かれの御顔のみに純粋に向けられたものしか、お受け入れにはならない。
Hadeeth details

アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はその共同体に吉報を伝えて、こう言った:「私の共同体の者たちは、すべて天国に入る。」私の共同体とは、つまりイスラーム共同体のことである。それから、それらの者たちから「拒む者」を除外した。つまり、それは天国に入る原因となる服従行為を放棄することによって、「反抗」する者たちのことである。なぜなら、何かを達成するために絶対に必要なことを放棄するのは、それを拒むのと同様だからである。この除外は、厳しい警告である。 また、この「共同体」が、イスラームへと呼びかけている共同体のことと解釈するのであれば、「拒む者」は「服従することを受け入れないことによって、不信仰の状態にある者」ということになる。 教友たちはこう言った:「アッラーの使徒よ、誰が拒むでしょうか?」 それで預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は、答えて言った:「誰であれ、私に従う者」つまり預言者がもたらしたものに服従する者は、天国に入ると。 一方、「私に反する者」つまり信じず、禁じられた物事を行う者は、「(それを)拒んだ」つまり拒否したことにより、悪い帰着地がある。 結論として、「拒んだ者」が不信仰だった場合、そもそも天国には入らない。一方、それがムスリムだった場合、地獄の焔で浄められるまでは天国には入れない、ということにある。ただし、アッラーのお赦しにより、多くの罪を犯していたとしても、罰されないということもあり得る。
Hadeeth details